【必見】意外と知らない海外のソファのデザインバリエーション
2024年 6月 2日 更新
フレンチカントリースタイル、西海岸スタイル、スカンジナビアンスタイルなど、その国や地域性が反映されたインテリアのスタイルが多数確立されているように、ソファのデザインにも様々なバリエーションがあるということをご存知でしょうか?
形状の種類やデザインの特徴を把握しておくことで、これから新築で家を建てたり、インテリアコーディネートをする際に役立つかもしれません。
アシュレイのソファにも見られる、欧米で生まれたソファのデザインを一部ご紹介します。
English Roll Arm
イングリッシュロールアーム
丸みを帯びた低めのアームタイプのソファ。別名“Charles of London Arm”とも呼ばれ、アームが低いことで、横になった時に頭を休めるのにちょうど良い高さになります。洗練された印象なので、クラシックとモダンの要素が融合したクラシックモダンスタイルにも馴染みます。
Chesterfield
チェスターフィールド
海外インテリアや輸入家具がお好きな方にはお馴染みのイギリス発祥の伝統的なソファ「チェスターフィールド」。ロールしたアームが背もたれと同じ高さになっていて、鋲飾りとボタン留めが施された総革張りソファの総称です。伝統的なデザインなだけに、クラシックやエレガントなスタイルのインテリアに適しています。
アシュレイではチェスターフィールドデザインをモチーフにしたファブリックのソファや背もたれにボタン留めが施されたソファが数種類展開されています。
Camel Back
キャメルバック
背もたれのフレームがラクダのこぶに似ていることから名付けられたキャメルバックソファ。優雅なアーチを描いたそのフォルムは、いつの時代も美しく、フォーマルでクラシックな雰囲気が漂うデザインのソファです。
57701 Sylewood ※廃盤
Lawson
ローソン
アメリカの投資家であるトーマス・ローソンが、当時流行していたヴィクトリア様式の華麗なソファよりも快適性を追求して設計されたソファ。アーム部分は必ずしも丸みがあるとは限らないものの、背もたれのクッションが柔らかく、座面がゆったりしているのが特徴。カジュアルなインテリアにも向いています。
Track Arm
トラックアーム
直線的なラインがモダンな印象を与えてくれるトラックアームソファ。細身タイプのアームはコンパクトなスペースに最適です。すっきりとしたデザインなのでコンテンポラリーやミッドセンチュリー、クラシックモダンスタイルにも合わせることができる万能なソファです。
Mid-Century
ミッドセンチュリー
1940年〜1960年が全盛期と言われるミッドセンチュリーデザインは、最近になって再び注目を浴びています。直線的なシルエット、長方形のシェイプ、木製の脚が特徴の「ミッドセンチュリーソファ」は、ミニマルで現代的なインテリアにぴったりです。映画『Mad Men』の美学を愛する方にオススメです。
以上、一部ではありますが、ソファのデザインについてのご紹介でした。
使っているソファのデザインの背景や意味を知ることで、より愛着が湧くかもしれませんね。
海外ならではの細部までこだわって設計されたデザインのソファで、リビングをスタイリッシュに演出してみませんか?
Uemura