【伸長式ダイニング】海外インテリアの定番!お洒落で機能的なエクステンションテーブルの選び方
① 伸長式テーブルとは?
デザインと機能性を兼ね備えた理想の家具
ダイニングスペースの主役ともいえるダイニングテーブル。「伸長式テーブル(=エクステンションテーブル)」は、限られたスペースを有効活用できる実用性と、空間を美しく演出するデザイン性を兼ね備えた、非常に魅力的なテーブルです。
必要に応じて天板のサイズを拡張できるエクステンションテーブルは、日常使いではコンパクトに、来客時や家族が集まるシーンでは広々としたダイニングに早変わり。スペースが限られ、柔軟性の高さが求められる日本の住宅事情にもマッチするため、年々需要が高まっている家具といえるでしょう。
海外では定番アイテムとも言えるエクステンションテーブル。アメリカ家具のアシュレイにも多数の伸長式テーブルがあり、そのデザインは日本で探してもなかなか出会えないものばかりな上、バリエーションの豊富さにも驚くほどです。
機能的でありながら海外にいるようなデザイン・コーディネートを楽しめますので
まさに「機能性+デザイン性」
を求める人にぴったりの家具なのです。
② 伸長式テーブルが海外で選ばれている理由
伸長式テーブルは、実は海外では非常に一般的に使われている家具です。では、なぜ海外ではこれほど伸長式が浸透しているのでしょうか?
その背景には、文化的なライフスタイルの違いがあります。
■来客文化の定着
欧米では、家族や友人を自宅に招いて食事をする「ホームパーティー」の文化が根付いています。
家を自分らしくデコレーションし、季節に応じた装飾をして、家で友人をおもてなしするのが海外流。
海外の食器やランチマット、アートなどのデコレーションアイテムが多いのは、来客が多いからこそなのでしょう。
日常は家族だけの食事、でも週末には大勢で集まる…そんな生活にぴったりなのが、必要に応じて広くできる伸長式テーブルなのです。
■ パーティーやイベントが多い
誕生日やホリデーシーズンなど、イベント時には人が集まりやすい欧米の家庭。リビングとダイニングを一体化した広い空間に、テーブルを拡張して使うシーンが多く見られます。
誕生日やクリスマスはもちろんですが、「ハロウィン」「感謝祭(サンクスギビング)」7月の「独立記念日」など、ホリデーごとに家で様々な趣向を凝らしたホームパーティーを行います。
さらに、新居に引越した際は「House Warming」(ハウスワーミング:引っ越し祝い)、出産前に女友達が妊娠のお祝いをする「Baby Shower」(ベビーシャワー)、定年退職の時には「Retirement Party」(リタイアメントパーティー)など、あらゆる機会をみつけてパーティーが催されます。
大きく全員が顔を合わせて食事ができる伸長式テーブルはマストアイテムなのです。
■空間の有効活用
住宅が広くても、空間をすっきり見せることを重視する欧米では、使う時だけ広くできる家具が重宝されます。普段はスマートに、必要な時だけ拡張できる伸長式テーブルは、都市型の生活をしている方やミニマル志向の人々にもマッチしています。
アメリカの住宅事情とは大きく異なる日本でも、「使う時だけ広くなる」伸長テーブルはニーズが高まっている印象です。「1年に数回しか使わないけれど、家族が集まるときには欠かせない」通常サイズで普段の生活に、いざという時に便利なのが伸長テーブルです。
③ エクステンションテーブルのバリエーション:タイプ別の特徴と選び方
伸長式テーブルには様々なバリエーションがあり、それぞれ特徴があります。アシュレイの伸長では大きく分けると4つの形がありますので、インテリアのスタイルや間取り・用途に合わせて、最適な形をお選びください。
■ ドロップリーフテーブル(折り畳み式)
両端の天板を跳ね上げて拡張すると丸型になる伸長テーブル。使用しないときはコンパクトにたたむことができ、省スペースでの使用に適しています。2人暮らしやワンルームなどにおすすめです。かなりコンパクトになるのと、折り畳むと壁に付けやすくなるので、ダイニングテーブルやPCデスクなど、省スペースで使える便利なテーブルです。
■ライフスタイルの変化に対応
家族構成やライフステージが変わる中で、家具も長く使えるものが求められます。
20代、30代では子供が生まれたり、ペットが増えたりすることでテーブルのサイズを変えたり、子供の成長に合わせて部屋のレイアウトを変える必要があります。やがて50代、60代になると、子供が独立したり、親が同居したりといった変化も出てきます。孫が出来て、1年に数回は皆で集まる際にも伸長式テーブルは大活躍してくれます。
様々な年代の方にとって、生活の変化にも対応できる「柔軟さ」が人気の理由なのです。
■ 長方形テーブル
最も一般的で、デザインのバリエーションも多い長方形タイプ。ファミリーの普段使いにおすすめです。
デザインも豊富ですがサイズバリエーションも豊富です。4人→6人掛け、6人→8人掛け、そして8人→10人掛けになるサイズもご用意していますので、ファミリーサイズから、大型テーブルをお探しの方にもおすすめです。
■ ハイカウンターテーブル
カウンター高の伸長テーブルもあるのがアメリカ流。ダイニングだけでなくキッチンカウンターや作業台としても活用できそうです。日本でなかなか見ない伸長テーブルなので、海外の暮らしを目指す方はぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。
④伸長式テーブルは何を重視して選ぶ? あなたの最重要ポイントは
■ 形で選ぶ
まずはあなたのお部屋に合う形はどの形でしょう。丸/四角など、置く場所にはどのような形のテーブルが合うでしょうか。
また、サイズは何センチくらいが必要でしょうか。
日本の平均では4人掛けで140~150㎝、6人掛けで180~200㎝というのが一般的です。その他、勉強スペースやワークスペースも兼ね備えるなど、使い方によっても必要サイズは異なってくるかと思います。
アシュレイの豊富なバリエーションのテーブルがあり、
例えば「長方形」「ブラウン」の伸長式テーブルでも下記のように数種類が。
チェアのデザインも含め、お好きな雰囲気からお選びいただけます。
長方形が合わない場合は、丸型や正方形に近いハイカウンタータイプの伸長テーブルも。
■ スタイルで選ぶ
アシュレイの最大の特徴の1つは、1ブランドの中で多数のスタイルが選べることです。
サイズは多少許容できるので、雰囲気に合ったものを選びたい!という方は是非ダイニングの質感やデザイン等、「スタイル」で選んでみてください。
アシュレイではモダン(コンテンポラリー)な雰囲気から、カントリー、インダストリアル、ビンテージ、クラシック等、、幅広いジャンルのテーブルが常に発売されています。トレンドは取り入れつつも、時代に左右されないデザインを提供してくれていますので、お好きなスタイルをチョイスできるでしょう。
■ 色で選ぶ
ご自宅の床の色やキッチン・ドアの色など、内装とマッチする色を選ぶのもよいですね。
■ デザインで選ぶ
【テーブルトップ】
スタイルに合わせたテテーブルトップ(天板)のデザインも魅力の一つです。木目の美しいすっきりしたものから、象嵌のような装飾性を持つもの、伸長式テーブルの継ぎ目を生かしたデザインなど、広がるからこそ印象の変化もお楽しみ頂けます。
【チェアのデザイン】
お部屋の印象を左右するという意味では、テーブルだけでなく、チェアのデザインも重要ですよね。
アシュレイのダイニングは、同じ素材を使用したお揃いのダイニングチェアが必ずありますので、基本的には同じシリーズを求める方が多いですが、テーブルとチェア、別のモデルを組み合わせて頂く事も可能です。
座り心地やデザインにこだわる方で、テーブルのサイズもこだわりたい方は、組み合わせを変えて、自分なりのコーディネートを楽しむ事が出来ます。
■ 機能で選ぶ
アシュレイのエクステンションテーブルは木製品が主流のため、ほぼ伸長方法は同じです。近年は様々なモデルが発売されていて、違いも出てきましたので、もし気になる方は機能面もチェックしてみてください。
【中板が収納できる・折り畳みできる】 →伸長板をほかの場所に保管しなくてよいというメリットもありますが、安定感の問題、継ぎ目が増えるなどの意見もありますので、どこを優先するかチェック
【脚の形で選ぶ】→見た目の印象もありますが、安定感や出入りのしやすさなどをチェック
【伸長方法】 →脚ごと伸びる(4本脚)、または天板だけで動かせる(2本脚)など、伸ばしやすさもチェック
⑤ 伸長式ダイニングテーブルを選ぶ際の注意点
■サイズ選びは「通常時」を意識しよう
重要なのは拡張時のサイズではなく、普段使いの状態がスペースに合っているかを優先して選びましょう。拡張部分は来客時の時に使うイレギュラーな状態ですので、通常サイズできちんと導線が確保できて、使いやすい置き方ができるかがポイントです。
■間取りとの相性:「形」や「脚」に注目しよう
テーブルの「形」と、テーブルを「置くスペース」の相性も非常に重要です。
〇丸型 or 長方形
例えば丸テーブルの伸長式を置く方は、椅子が放射線状に広がりますので
導線がきちんと取れるか、
キッチンやソファと適切な距離が取れる
か確認をしましょう。
長方形は壁やキッチンに付けることが出来るため、サイズを適正に選べば比較的配置がしやすいかもしれませんが、
導線が確保できるか、椅子を引くスペースが十分にあるか?など、実際の生活をイメージして配置を考えてみてください。
■テーブルのメンテナンスにも注目
アシュレイのエクステンションテーブルは木製が主流です。理由として、木製のダイニングテーブルの良さはズバリ「耐久性」「安定感」そして「コストパフォーマンス」。
伸長式のテーブルは「ぐらつき」や「安定感に欠ける」というデメリットがありますが、アシュレイの伸長テーブルの場合、幕板(天板の下に付く横板)があることにより、安定感や耐久性がアップします。
天板のアシュレイをはじめとする海外のテーブルはラッカー塗装を採用しており、風合いやアンティーク仕上げを大切にしていますので、日本で多いウレタン塗装と比べて輪染みができることがあります。
テーブルの安定感や耐久性は高いので、是非ランチョンマットやテーブルラナー、コースターを使用して天板をおしゃれに保護しつつ、長く使っていただければと思います。 さらに小さなお子様のいるご家庭や、テーブルをお仕事でも使うような方は、手軽に天板を保護するビニールマットもご紹介しています。
■伸長式テーブルの特性を理解しておこう
便利なエクステンションテーブルは、機能的でメリットが沢山ありますが、その特性を理解して使用することも重要です。
様々な伸長式テーブルがありますが、よく耳にする一例です:
①天板に継ぎ目ができる
→伸長テーブルの宿命です。隙間にゴミが入る等、気にされる方は保護マットやランチマットなどで継ぎ目が気にならないような工夫をするとよいでしょう。
②可動するので、安定感やぐらつきが心配される
→形や大きさにもよりますが、伸長しない4本足のテーブルに比べると懸念される点です。これは「便利さ」「フレキシビリティ」を手に入れる上では理解する必要があります。アシュレイのテーブルは安定感を重視した構造になっていますが、テーブルの動き方や構造を理解した上で使用しましょう。
③中天板をどこかに保管する必要がある
→耐久性や安定感を重視するアシュレイのテーブルは、中天板を使用しない時はどこかに置いておく必要があります。これは「安定感の向上」の為という理由ですので、長くテーブルを使う為に構造上必要なことなのですが、最近では格納タイプの伸長テーブルや収納できるタイプも発売されていますので、ご自身で優先されるポイントで選んでみてください。
⑥ 【サイズ別】アシュレイで人気の伸長式テーブル
全米NO.1の家具ブランドAshley(アシュレイ)では、豊富なデザインバリエーションと様々なサイズの伸長式テーブルをご用意しています。
ご家族やお部屋のサイズに合わせて、是非お選びになってみてください。
■ 円形(ドロップダウン)
スタイリッシュなグレージュカラーの折り畳み(ドロップダウン)の人気シリーズ。使わないときには両サイドを折り畳むと66㎝というコンパクトサイズとなるので、1人暮らし、2人暮らしの方にお勧めのサイズです。
■円形(オーバル)
アンティークホワイト×ブラウンの2トーンが目を惹く、人気シリーズ「Realyn(リーリン)」の伸長式丸テーブル。シャビーシックな家具をお探ししている方にぴったりです。
アンティーク調の加工を施した、どこか懐かしさを感じる仕上げと、優しい曲線のチェアがシャビーでフレンチカントリーな印象にぴったりです。伸長する際は脚ごと広がり、オーバルとなるタイプです。
丸型だけでなく、長方形の6人掛けサイズの伸長テーブルもございます。⇒Realyn Extension Dining Table
■小~中型(4〜6人用)
コンパクトでカラー展開が豊富なLyncott(リンコット)シリーズ。チェアが4色展開(チャコール、ブルー、マスタード、ライトグレー)、お好きなコーディネートが楽しめます。
伸長板が折れて中に格納するタイプなので、中天板を置くスペースを考えなくてよいのも高ポイントです。
サイズの大きな伸長テーブルやカウンターチェアなど、バリエーション豊富なシリーズです。
■中~大型(6〜8人用)
通常時にチェア6脚、伸ばすと8脚入るタイプです。5人、6人家族の方や、広々と4人で使用することも。広々したダイニングテーブルを囲んで、家族のコミュニケーションが生まれる空間つくりが出来そうです。
木目が美しい、4本脚のシンプルなテーブル。形はシンプルながら天板の角や脚のラウンドが特徴的で存在感があります。ジャパンディやデザートスタイルなど、トレンドを取り入れたモダンスタイルにマッチします。
通常はゆったり4人、もしくは6人掛けに適したW169 cm。ミドルサイズテーブルには珍しく中板2枚がついているので、シチュエーションに応じて3つのサイズを使い分けることができます。
■大型(8人用~)
大型タイプは通常8人でも使用できるゆったりしたタイプ。また中天板が2枚付き、3段階の長さで使えるタイプも多くあります。
3m近いサイズに広がるため、家族・親戚での集まりや友人を招いたパーティーの際にも安心のスペースを確保できます。また食卓としてだけでなく、フラワーアレンジやお料理教室ご自宅で行ったり、ミーティングテーブルとして使用するなど、多用途でテーブルを使用するニーズもあります。
エレガントモダンスタイルの人気シリーズ。スタイリッシュ×エレガントが融合した、洋館の柱のような脚が特徴のテーブルです。
中天板が2枚付属しており、183~最大274㎝となります。中央の2本脚タイプなのでチェアを詰めれば大人数で使用できますので、デザインも素敵ですが機能を求める方にもおすすめです。
ナチュラルとホワイトの組み合わせで、明るく気品あるコーディネートをお楽しみいただけます。
装飾が美しい、クラシックスタイルの伸長式テーブル。伝統的なデザインの中に現代の機能性が備わっているのがアメリカ流です。
こちらも中天板が2枚付属しているので、幅183~230~275㎝と、3段階の長さでお使いいただけます。
大きさも重量もありますが、脚が固定で天板だけ動くタイプなので、女性でも無理なく操作する事ができます。
⑦ さあ、エクステンションテーブルを海外流に楽しもう
様々なサイズと、豊富なインテリアスタイルからお選びいただけるアシュレイの伸長式テーブル。ご家族の人数や使い方に合わせて、是非あなたのお部屋に合う伸長テーブルを探してみてください。
End
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