American Remodel Concept -コンセプト-
海外のインテリアから見える ストーリーのあるお部屋作り
海外を訪れたときに、インターネットから画像を見たときに、海外ドラマを見ているとき、このように感じたことはありませんか?
お部屋が広いから?
内装が凝っているから?
デザイン性の高い家具が置いてあるから?
理由は様々かもしれません。
住宅事情や歴史が違うので文化による部分も大きいのも事実。
でもひとつ言えるとするのであれば、住みながら手を加えているか、いないかの違い。
ここでアメリカの事情をお伝えすると、アメリカでは人生において非常に引っ越しの多い国。その回数は生涯の引っ越しの回数が平均17回ともいわれています。それぞれ人生のライフステージに合わせ住まいを替え、その時の自分の好みやスタイルに合わせ住まいを変えているのです。
日本ではそこまで引っ越しの回数は多くないものの、実際にライフステージが変わっていく過程は同じ。
一人暮らし、同棲、結婚、出産、受験、転職などなどそれぞれの過程において、住まい方が変わってきます。もしかしたら好みも少しづつ変わるかもしれません。
実際に引越の回数は違いますが、全世界の4つ大都市 ニューヨーク、パリ、ロンドン、東京(ここでは東京、神奈川、埼玉、千葉までの区域)の中でおもしろい実験結果もあります。
それは、東京がいちばん『今のインテリアに満足していない』率が高く、そしていちばん『今のインテリアに何もしていない』率が高いという結果。
つまり諸外国では、住みながらインテリアに手を加える、ライフステージに合わせてインテリアを変えるという、今の住まい方を反映させた家づくりが重視されているということ。
手を加えると大変そうに聞こえてしまいますが、そうではなく、
例えば、「子供が大きくなったから、お部屋の雰囲気を変えたい」「壁の色を変えて気分転換したい」「和室にしていたけど、あまり使わないから書斎コーナーを作りたい」
などといった、日常の変化をインテリアに落とし込むこと。
そうすることで、今の自分に合うもの、これまで自分の変化やストーリーが道筋のように表され、そうしたお部屋は他には変えがたい心地よい空間となるでしょう。
今の住まいを、今の自分らしく、どんな住まい方をしたいか。
家で過ごす時間はとても大切です。
家が整うと、自然と心にも影響を与えて、反映されていくものです。
今のあなたの個性を反映し、より快適でリラックスできる空間作りをすることで、きっと毎日の感じることや習慣にも変化があるでしょう。
自分らしいストーリーのある住まいを“インテリア”に。
ライフスタイルに合わせた海外のようなお部屋作りを、今の自分が心地いいと感じるインテリアコーディネートを楽しみましょう!